機能性野菜栽培の試験研究
ネオアグリで現在取り組んでいるのが「低カリウム」の野菜です。低カリウム野菜は、カリウムの摂取を制限されている腎臓病患者様などに向けた野菜として注目されています。機能性野菜は需要がある一方で、肥料をコントロールした方法を用いた機能性野菜栽培は通常の畑では栽培が困難です。現在は水耕栽培が中心となっていますが、ランニングコストなどがかかり、価格がどうしても高くなります。また、根菜類などの野菜の低カリウム化はあまり進んでいません。そこで弊社は、ポリエステル繊維媒地の特性を活かし、根菜類の機能性野菜栽培の研究に取り組んでいます。
『ポリエステル繊維媒地と栽培技術の活用』
機能性野菜の栽培には正確な肥料のコントロールが必要です。
そのためには、次の3つが重要となります。
①機能性野菜用の肥料
②与えた肥料が阻害されずに野菜に吸収されること
③与えた肥料が流失しない
そこでネオアグリ・アースでは
①独自に肥料を設計できる技術
②肥料コントロールに優れた培地
③湛液型で肥料を保持できる栽培棚
これら3つを用いて機能性野菜の栽培を研究しています。
パルプを用いたきのこ栽培の試験研究
現在、「製紙工程で生じた副産物(紙の塊)」を用いたきのこ栽培の開発・企画を行っています。